豊田章男社長の謝罪会見
豊田社長の謝罪会見についての報道です。
一般には,これをどのように見るのでしょうか?見えるのでしょうか?「リコールが発生したのだから会社のトップが謝罪するのは当たり前だ」「経営の責任者として当然だ」という見方が多いのでしょうか。
私はこれを見て,自分が所属する組織のトップであったらどうか,と考えました。
部下の責任又は前の経営陣(組織のボードを握る者たち)に原因があるのに,又はその責めをを負っているとしたら。組織としては,今回の逆境を乗り切るために,トップへの求心力が高まり,内部の結束が強くなると考えます。
今後,リコールに伴う経費負担が,トヨタの経営に影響しますが,その先には更に強くなったトヨタが,再び姿を現すように感じます。いや,是非,そうあって欲しいと思います。
- 作者: 大野 耐一
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1978/05
- メディア: 単行本