今日は、明日の昨日

日々感じたことを、徒然なるままに書き連ねていき、足跡を残していきます。

カラヤンの日本公演ライブ

 1988(昭和63)年5月2日、サントリーホールでのカラヤンベルリン・フィルの日本公演ライブのCDを聞く。曲は、モーツアルトの交響曲 第29番 イ長調 K.201(186a)、チャイコフスキーの交響曲 第6番 ロ短調 作品74の2曲である。
カラヤン・ラスト・コンサート1988 悲愴&モーツァルトカラヤン・ラスト・コンサート1988 悲愴&モーツァルト
(2008/06/04)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 カラヤン(ヘルベルト・フォン)

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 当時は、世界中のオーケストラをはじめ、オペラハウスの管弦楽団・合唱団の引っ越し公演があったように記憶する。  特にカラヤンは、その2年前の来日公演が、本人病気のためキャンセルとなり、また、年齢的にも最後の来日公演かと騒がれたものである。  そのため、記録された会場の拍手や雰囲気は、並々ならぬものがあったことがCDからも聞き取れる。  NHKのFM放送用の録音テープをCD化したものであるが、音質はもちろん、内容的にも緊迫感のある記録となっている。  当時、放送を聞いたような気がするが、残念ながら確証はない。  スタジオ録音にはない、ライブ録音の良さが詰まった1枚である。所々、演奏に?があるが、それでも伝わってくるものはある。YouTubuでも、当時の放送を録音した音源(アナログ)がアップしてあったので、残しておく。