ボサノバのスタンダードの「イパネマの娘」
朝日新聞土曜版の赤beの「うたの旅人」に「9回結婚した詩人の心 『イパネマの娘』」の記事があった。最近大好きなボサノバを生み出した曲で、最も有名な曲です。
◎9回結婚した詩人の心 「イパネマの娘」
ビニシウス作詞、トム・ジョビン作曲、ブラジル・リオデジャネイロ
記事では、モデルとなった伝説の女性のことなどが書かれていました。 有名な曲ですが、アントニオ・カルロス・ジョビン(トム・ジョビン)が歌っている映像から。 ◇Girl from Ipanema Tom Jobim and Joao Gilberto Reunited もう少し若い頃の、意外な組み合わせの映像 ◇ Andy Williams & Antonio Carlos Jobim - Girl From Ipanema この曲も有名で、私のお気に入りです。 ◇ Wave - Tom Jobim & Toquinho題名からメロディーが浮かばない人も、聴けば必ず「ああ、これね」と覚えがある、「イパネマの娘」はそんなたぐいの曲でしょう。 ビニシウス・ジ・モライス(1913~80)作詞、アントニオ・カルロス・ジョビン(通称トム・ジョビン、1927~94)作曲で、1962年に作られました。海へとつづく道を小麦色の身体の美少女が歩いていく、その瞬間の気分を切り取り、叙情的にうたったものです。 曲の舞台となった場所、カーニバルで有名な南米ブラジルの大都市リオデジャネイロを3月、訪れました。「イパネマ海岸」付近には高級ホテルやマンションが並び、「ビニシウス(Vinicius)」という名の通りや店がありました。「イパネマの娘」の作詞者である詩人ビニシウスから取ったものです。 「イパネマの娘」は、ビニシウスとジョビンの代表作です。 asahi.com「うたの旅人」(2010年5月7日)より