輸出関連業種は海外展開をしており,アジアでの成長の恩恵を受けることができた?
自動車や電機、ゴム製品、精密などの輸出関連企業で、アジアの景気回復の追い風を受け、7~9月期と比べ増益を達成したことによるものだということです。
2009(平成21)年10月から12月期には,為替相場は1ドル90円を割る円高が進み,日経平均も連動するような動きが見られました。その要因としては,ドル安円高により,輸出関連企業への影響が危惧されてことも上げられていたいと記憶しています。
このような中での増益達成は,不思議な感がありますが,アメリカ・ヨーロッパへの輸出のマイナスを,アジアへの輸出増で補ったためという見方もありますが,すでに海外に進出・展開した現地での製造部門の利益が反映したことによるもの,という見方もできるのではないでしょうか。
「輸出関連業種」は,「海外進出・展開業種」という読み替えが必要なのかもしれません。
参考までに,2009(平成21)年の日経平均とドル・円の比較グラフを残しておきます。
ちなみに,このグラフは,情報をアートするグラフ共有するサイト「vizoo」からです。
(作成者:showying さん)