今日は、明日の昨日

日々感じたことを、徒然なるままに書き連ねていき、足跡を残していきます。

『日本の喜劇人』(小林信彦) -その3

 「日本の喜劇人」(小林信彦著)を、昭和57(1982)年11月発行の新潮文庫(草158=4)で読んだ。  以前に読んだ日本の喜劇や芸能に関しての本のことを思い出したので、記録しておく。 ▼『喜劇人に花束を』(小林信彦) 内容(「BOOK」データベースより) ジャズから出発してジャンルを超えたTV時代のスーパースター・植木等と、関西新派の家に生まれて舞台一筋に生きた名優・藤山寛美。東京と大阪、モダンと土着、すべてに対照的ながら戦後日本に傑出する二人の喜劇人。そして“最後の喜劇人”ともいうべき伊東四朗。人気稼業に不可避の人生の浮沈と時代相を背景に、豊富なエピソードと共にその芸と素顔を活写し、個性の輝きを定着する。
喜劇人に花束を (新潮文庫)喜劇人に花束を (新潮文庫)
(1996/03)
小林 信彦

商品詳細を見る
▼『おかしな男 渥美清』(小林信彦) 内容(「BOOK」データベースより) 出会いは、1961年の夏。四角い顔に細い目のその男は、33歳。NHKのドラマで全国区の人気者になる寸前。僕は28歳で、小説を書き始めていた。 “芸”への強い興味だけでつながっているような、奇妙な関係。底知れぬ凄みを示したかと思えば、なんともいえないおかしみも持っていた彼はやがて、“寅さん”となった―。虚構に殉じた男の若き日の素顔を丹念に浮かび上がらせる、実感的人物伝。
おかしな男 渥美清おかしな男 渥美清
(2000/04)
小林 信彦

商品詳細を見る
▼『テレビの黄金時代』(小林信彦) 内容(「BOOK」データベースより) 「夢であいましょう」「シャボン玉ホリデー」がはじまった1961年から10年余り、娯楽の王様としてテレビは黄金時代を迎えた。渥美清クレイジー・キャッツ坂本九青島幸男前田武彦コント55号らが人気を博し、上り坂のメディアの作り手たちは若くて熱かった―その舞台裏をいきいきと描くメディア現代史。
テレビの黄金時代 (文春文庫)テレビの黄金時代 (文春文庫)
(2005/11/10)
小林 信彦

商品詳細を見る
▼『天才伝説 横山やすし』(小林信彦) 内容(「BOOK」データベースより) 1996年1月21日、深夜のラジオが横山やすしの死を伝えた。それを聞いて著者は数年前にかかってきた彼からの電話を思い出す…。80年に芸術祭優秀賞を受賞、漫才ブームの頂点に立った「漫才道」の求道者、横山やすし。一方で不祥事が絶えず、謹慎を繰り返すやっさん。自暴自棄の中で自滅した彼の芸と人を描く。
天才伝説 横山やすし (文春文庫)天才伝説 横山やすし (文春文庫)
(2001/01)
小林 信彦

商品詳細を見る
▼『シシド-小説・日活撮影所』(宍戸錠) 内容(「BOOK」データベースより) 顔にメスを入れても、つかみたいナニカがあった。最初は美しさを追求した。二度目は徹底的に醜くなってやろうと思った。若き日の二度の整形手術…。石原裕次郎の登場で日活が太陽の季節を迎えたとき、ニューフェイス一期生のシシドはまだ陽の目を見ない役者だった。シシドを創った映画と手術、黄金時代を綴る小説。
シシド―小説・日活撮影所シシド―小説・日活撮影所
(2001/02)
宍戸 錠

商品詳細を見る
▼『スター誕生―ひばり・錦之助・裕次郎・渥美清そして新・復興期の精神』(吉田司) 内容(「BOOK」データベースより) 敗戦・復興=ひばり、高度成長=裕次郎、そして今=宇多田ヒカルへ。スターが体現したこの国の深層心理をズバリ解剖、憂国の情ほとばしるスーパーノンフィクション。
スター誕生―ひばり・錦之助・裕次郎・渥美清そして新・復興期の精神スター誕生―ひばり・錦之助・裕次郎・渥美清そして新・復興期の精神
(1999/10)
吉田 司

商品詳細を見る