『日本の喜劇人』(小林信彦) -その1
「日本の喜劇人」(小林信彦著)を、昭和57(1982)年11月発行の新潮文庫(草158=4)で読んだ。この本を読んだのは2回目であるが、前回読んだのは、平成になってからだと記憶している。
この本で、取り上げられている主な喜劇人は、古川緑葉、榎本健一、森繁久弥、三木のり平、坂淳三郎、山茶花究、有島一郎、堺俊二、益田喜頓、トニー谷、フランキー堺、泉和助、清水金一、木戸新太郎、脱線トリオ(由利徹、南利明、八波むと志)、佐山俊二、渥美清、関敬六、石井均、宍戸錠、クレージーキャッツ(ハナ肇、植木等、谷啓、犬塚弘、安田伸、石橋暎太郎、桜井センリ)、青島幸男、渥美清、小沢昭一、藤田まこと、白木みのる、平参平、淺草四郎・岡八郎、財津一郎、ミヤコ蝶々、中田ダイマル・ラケット、茶川一郎、笑福亭仁鶴、庄司敏江・玲児、てんぷくトリ(南伸介、戸塚睦夫、伊東四朗)オ、コント55号、藤山寛美、萩本欽一、ドリフターズ、タモリビートたけし(北野たけし)などである。
日本の喜劇の変遷を知るための格好の書である。昭和47(1972)年度に芸術選奨を受賞している。
いろいろと知ったことがあるが、いくつか書き残しておく。(明日以降へ続く)
※参考:昨年には「定本 日本喜劇人」として出版されています。
〔追伸〕
森繁久彌が、入院したという。
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森繁久弥が体調崩し入院、退院時期は未定(asahi.com 2009年8月4日) 俳優森繁久弥(96)が体調を崩して都内の病院に入院していることが3日、分かった。所属事務所によると、夏風邪をひいたため近くの主治医の診察をうけたところ、発熱もあり大事をとって入院を勧められ、7月23日に検査を兼ねて入院したという。現在、平熱に戻っているものの、たんが出るなど症状があるため入院が続いている。退院の時期は未定という。