今日は、明日の昨日

日々感じたことを、徒然なるままに書き連ねていき、足跡を残していきます。

わが人生に悔いはない

2011(平成23)年5月29日(日)

 昨日の朝日新聞朝刊の別冊に、石原裕次郎の「わが人生に悔いはない」に関しての記事があった。 

 作詞は、なかにし礼、作曲は、加藤登紀子です。

 なかにし礼石原裕次郎との、下田での出会いのエピソードに続き、この曲ができた経緯もありました。

 1986年8月、東京・赤坂にあった赤坂ホテル東急14階のバー「マルコポーロ」。カウンター角の席で待っていた俳優で歌手の石原裕次郎は、作詞家なかにし礼さん(72)を斜め前に座らせると、こう切り出しました。「礼ちゃん、俺、人生の歌を歌いたい……」

 …(中略)…

 なかにしさんは赤坂のバーから戻った夜、裕次郎の言う「人生」を考えました。戦後の経済成長を支え、がんばって来た彼と同世代への歌はどうだろう。平らではなかった自分自身への歌でもありました。裕次郎を「等身大の、ひとりの男」としてとらえよう。派手やかなスターだからこそ、寂しい。最初の2行が浮かびました。「鏡に映る わが顔に/グラスをあげて 乾杯を」

 2週間後に出来上がりました。「こういう歌が欲しかった、ありがとう」。裕次郎が言いました。

 YouTubeで、石原裕次郎の動画を探したので、アップしておきます。

 じっくりと聴くと、淡々とした曲調ですが、イイ歌です。人生、いろいろなことを経験し、歌詞の内容もわかる年齢になったからでしょうか。

▼わが人生に悔いなし 石原裕次郎 (sumannnou さんのチャンネルより)

石原裕次郎 わが人生に悔いなし (msn98yさんのチャンネルより)

 2番以降の歌も聴くことができます。映像とは・・・ですが。