今日は、明日の昨日

日々感じたことを、徒然なるままに書き連ねていき、足跡を残していきます。

野人、岡野のこと

2010(平成22)年6月13日(日)  ワールドカップ2021南アフリカ大会が開幕し、テレビも関連番組が続いています。  そうした中で、昨日と今日と、日本代表がワールドカップ本戦に出場するまでのドキュメンタリー番組を見た。 ◎証言ドキュメント 日本サッカーの50年「第三夜 新世代の台頭」(NHK総合、2010年 6月13日(日)午前0:55~午前1:45(50分))  
日韓大会、日本はトルシエの下で初の勝ち点、初勝利、初の決勝トーナメント進出を果たす。そして「黄金世代」が絶頂期を迎えた日本は、満を持して3度目のドイツW杯に臨む。ジーコ監督と成熟の黄金世代への大きな期待。しかし船出の第1戦、先制したオーストラリア戦で、屈辱の逆転負け。クロアチア戦とブラジル戦でも浮かび上がれず、惨めな予選敗退を喫する。急成長してきた日本サッカーの前に、真の世界の壁が高く立ちはだかる。
スポーツ大陸 大逆転スペシャル▽野人が決めたゴールデンゴール~W杯初出場への道(NHK総合、2010年 6月13日(日)午前10:05~午前10:50(45分))
1997年11月、フランスW杯アジア第3代表を決めるイラン戦。延長の末、岡野雅行ゴールデンゴールで日本は劇的なW杯初出場を果たす。ゴールを可能にしたのは、“野人”岡野のたぐいまれなスピード。その裏には常に逆境の中で活路を見いだしてきた岡野の人生がある。サッカー部もない高校に進学し、大学では「洗濯係」。それでも自分の武器を磨き、はい上がる。何度もあきらめかけた夢をつかむまでの苦悩とかっとうの物語。
 この2本の番組の主役は、あの岡野雅行(おかの まさゆき)。100m10秒8の俊足を活かし、当時のアルゼンチン代表のカニージャのスピードに乗ったドリブルで相手を切り崩すのというサッカースタイルで、フランス大会日本代表の座をつかんだ。  しかし、なかなか試合では起用あれず、ベンチで腐っていたこともあったが、あのアジア最終予選でVゴール、ワールドカップ初出場を決めたのだ岡野のゴールであった。  その間の岡野の感情の変化を、「スポーツ大陸」では告白している。「続けることの大変さを学んだ。最後まであきらめないこと、やめることはいつでもできる。」という趣旨のコメントがあった。  今もJFLのガイナーレ鳥取で、選手として現役を続けている。 ▼フランス大会アジア最終予選岡野が決めたVゴールYouTubeより)  岡野が外してしまうゴール、それでも中田はボールを岡野に出す。そして、中田は自らゴールをするが、キーパーの手からこぼれたボールを、岡野が滑り込みながらゴールに押し込む。 ▼岡野雅行オフィシャルブログ - 野人は死なない!!