今日は、明日の昨日

日々感じたことを、徒然なるままに書き連ねていき、足跡を残していきます。

親子2代の夢-ドバイはどうなるのか

  ドバイ信用不安 「防波堤」不在で増幅 投資家、リスク過敏に  アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の信用不安が国際金融市場を揺るがしている。昨年秋以降の金融危機で米国など先進国が傷つき、新興市場国の危機を封じ込めるアンカー役がいないことが市場の不安を増幅している。リスク過敏になった投資家の不安を鎮めるには、各国の政策協調で不信の連鎖を断ち切る必要がある。 【NIKKEI NET 2009.11.29 (ロンドン=編集委員 藤井彰夫) (15:08)より】

ドバイの政府系金融機関による債務支払いの延期要請に端を発して、ここ数日、世界的に景気動向が下向きになっている。 その後の報道を見る限りでは、この動揺は当分、収まりそうにないようである。 この記事タイトルのとおり「防波堤」がない、なら押し寄せる波を防ぐものがないわけで、津波にさらされている状況にある。 これから12月、年末にかけて、その波をしっかりと受け止める、あるいは波の力を弱めるモノの登場に期待したいが、… 昨日今日に発生した問題ではないだけに、いよいよ不動産関係にも、国家レベルにも、と言う感じは否めない。 なお、ここ1年でドバイに関する日経ビジネスでの記事を、備忘のために残しておく。 (2009年10月16日) ドバイの景気は最悪期を脱したか? 不動産価格の暴落がもたらした打撃と恩恵 (2008年12月11日) ドバイにも人員削減の波 金融危機が直撃、救済のカギ握るアブダビ (2008年11月5日) 凋落のとば口に立つドバイ 湾岸諸国にも金融危機が波及
ドバイの憂鬱 (PHP新書)ドバイの憂鬱 (PHP新書)
(2009/07/16)
宮田 律

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